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NARUTO日向ネジ短篇
【比べられぬもの】
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ゅう来れるわけではないが、なるべく力になるから」

「うん……ネジ兄さん、いつも本当に、ありがとう……。いつまでも情けない従妹(いもうと)で、ごめんね」

「こらこら、自分を卑下し過ぎるのはヒナタの悪いクセだぞ。お前はお前なりによくやっているよ、自信を持て」

 ネジは微笑してヒナタの頭をぽんぽんし、目に涙を浮かべながらヒナタもネジに微笑み返した。


「さて、今日はもう流石に帰らなければ……」

 ネジはソファから立ち上がって玄関の方へ歩き出し、ヒナタもそれに続く。

「引き留めちゃってごめんなさい、ネジ兄さんも色々忙しいのに」

「大丈夫だ。俺で良ければ、いつでも頼ってくれていい」

「うん、今日は本当にありがとうネジ兄さん。それじゃ、おやすみなさい……」

「あぁ、お休みヒナタ。……またな」



《終》



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