レディアント
80話 =新たなる旅立ち=
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樹の上にある空中都市へ到達しアルフと呼ばれる種族に生まれ変わることで可能にしたそれを、滞空制限を撤廃することでプレイヤーの限界まで飛び続けることが可能になった。
次に、SAOの代名詞でもあるソードスキルの追加。詳しくはわからないが、なんやかんやあって実装にこぎつけることができたようだ。ただ違うのはソードスキルごとに地水火風闇光雷無の魔法属性ダメージが付いたことだ。例えば片手直剣のソードスキル《ヴォーパル・ストライク》は物理ダメージのほかに火と闇の魔法ダメージが付与されている。またこれも属性が固定ではなく装飾品やスキルレベルなどで属性変更や倍率割合などの変化も可能となっている。もちろん、SAOのように硬直時間は存在するし、MPをいくつか消費しなければ放つことはできない。しかしこのアップデートのおかげで魔法戦が花であったALOも近距離戦での楽しみ方もできるようになった。
「相当大きくかわったからチェックしときなさいよ……あとアンタの好きなテイルズに関してもあるわよ」
「マジで!?」
さらにソードスキルに併せてテイルズオブシリーズの術技も『テイルズアーツ(TA)』と呼ばれ復刻となった。こちらはTPと呼ばれるMPとは違ったゲージを消費して放つことができる。ソードスキルと違い連携ができる。ソードスキルは1撃ごとにリキャストが発生してしまうが、こちらの場合はTPが切れるまで技を組み合わせることができる。これでソードスキルとはまた違ったリズミカルな戦闘が可能となっている。また、魔法は日本語の詠唱が可能でMPとTPを使うことにより大小さまざまな魔法を放つことができる。まぁTPが切れてしまうと全ステータスに下方修正が一時的にかかってしまうが。
またテイルズアーツの目玉としてある『秘奥義』にも新たなシステムが加わった。敵にソードスキルや魔法での攻撃を当てる、攻撃を食らう、コンボを決めるなどの戦闘で溜まっていく『レディアントドライブ(RD)』ゲージを解放することによって1回だけ秘奥義を放つことができる。そして放った場合ゲージはすべて消費されまた0から溜め直しとなる。レディアントドライブ時には詠唱キャンセル無効、ソードスキルやテイルズアーツのリキャストなしなど様々な恩恵がある。
「ほー……ああそっちの設定使うのかー」
「何よその妙な納得感。にやついて気持ち悪い」
「いんや、なんでもない」
さらにユカがポジションを変えるのか胸をぐっと持ち上げるように腕を組み、続ける。
テイルズアーツはソードスキルとの区別化のために多くの制限がかけられている。1つは術技の使用制限。ソードスキルの場合習熟度などで使用可能であればそのすべての技を使えるがテイルズアーツは町や安全地帯で習得した術技のうちいくつかを専用のスロットにセットすることで初めて
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