第一章
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「寝るの?」
「そうしますから」
「そうなの、あのね」
あやめは気遣う顔のままで三樹夫にさらに話した。
「私達家族だから」
「だからですか」
「何でも言ってね」
その素気ない三樹夫に言うのだった。
「本当に」
「わかりました」
三樹夫はこう返した、だが返事だけでやはり素気なくだ。それでシャワーを浴びてそうして寝るのだった。
その彼のことは蒔絵とちるも見てだ、それで二人で話していた。
「義兄さんだけれど」
「家族なのにね」
ジーンズの半ズボンに黒タイツ、それにシャツというラフな格好のちるは家でもロリータファッションの蒔絵に応えた。
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