第二十三話
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
る可能性は無いからな」
「まぁ〜 悪い虫が動かない事を祈るがな」
「「「「「・・・・」」」」」
ロルフの性格は仲間に甘く、敵には容赦なく死での旅立ちを与える。
性格的に本来の凶暴さが艦隊戦では出て来るのだが
「では今回はそれが目的なのですね」
「そうだ、今回開発した小型原子爆弾をこの周辺にばら撒く、2mの小型だしその辺の隕石や破壊された艦に付けておけば勝手に爆発するしな」
「悪辣ですな、小型で・・・」
「面白いだろ、そろそろ選挙が有るからね・・・・
戦争になる、捕虜交換から8ヵ月だが支持率を上げる為に政治家は戦争を仕掛けてくる」
「それも馬鹿な話です」
「政治家の為に兵士が死ぬのです、それが一番の問題ですな」
「今回は殲滅するぞ、それで政治家を一掃する事にするが数年は掛かるが最初の一歩だ」
「最初の一歩ですか?」
「そうだよ、だから10万個の原子爆弾を設置してくれ」
「30万個の原子爆弾を設置しましょう、有るだけ全てを盛大にやりましょう」
「ですな、総司令官らしくありませんぞ」
「そうか? それならそうしてくれ」
俺ってどんな人間として認識されてるんだよ
そのまま設置作業は二日掛かりで完了した。
簡単な罠だが!簡単なだけに見分けられる事が難しい、古来から簡単な罠はベトナム戦争でも確認され、穴の中には竹などの加工された突起物に足を刺されそして!
足が腐りだしたと報告もある。
竹などに糞尿を付けそれを踏んだ兵士は激痛と病気に悩ませる事になった。
「ジークはどうだ、慣れたか?」
「はい、慣れました皆さんにも可愛がってもらっています」
「で!ラインハルトは」
「コーヒーを入れるの難しい」
「そうか、俺には分からんががんばれ」
「それだけ?」
「コーヒーはアレルギーだからな俺って」
「総司令官ですが今のところは従卒でも優秀なレベルですぞ。他の従卒は合格ラインでも今一つ足りない部分がありこの二人を欲しがっている者もいます」
「それいいな、他の司令官にも付けようか。俺だけでは偏る事もあるしな、二人はどうだ? この後の経験に必須だぞ」
「「御願いします」」
「決まりだな」
このまま要塞プラネート(惑星)でも士官学校を作れないかな。
前線の士官学校も良いのではないか?
この後にロルフの提案が波乱を呼ぶことになる
自由惑星同盟では選挙の為に、支持率を上げる為に戦争で勝利を得なければならない。
俺は何故に戦争で勝利が選挙に必要かが分からない、内政等の成果で支持率を上げる努力をして無いのか?
政治家は必要なところに必要なだけ金を宛がう
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ