ダンバインの世界に憧れた男
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タクヤ「馬鹿が大人しくリの国を、守っていれば良いものを」
ミランダ「タクヤ! 生きているね」
タクヤ「言っただろ。約束を果たすまでは俺は死なん」
ミランダ「馬鹿が」
タクヤ「ミランダ。そのままリの国を奪いに行け。シュンジ王も主だった者も死んだ」
ミランダ「分かった。あんたは帰って寝なよ」
タクヤ「ああ。もうそう動けないからな、帰るわ。転移」
ミランダ「みんな行くよ」
リの国を併合したエの国は更に強大になり、3国戦争で勝ったワの国との2国だけになった。
だが勢力差はワが7、リが3で2倍差がついていた。
しかしこれさえ乗り切れば約束は果たせると、ベッドの中のタクヤは思った。
神様は純粋に約束を果たそうとする、タクヤを守る為ある行動に出ていた。
タクヤの負傷も治った直後、遂にワの軍勢が動いた。
ミランダ「遂に決戦が来た。これに勝てば又静かに暮らせる」
タクヤ「みんなこれが最後だ。バイストンウェルに安息を!」
ワの国はウィル・ウィプスタイプ大型戦艦4隻を出して来た。
タクヤ「今日で最後だ。ビルバインの最大パワーを出してくれ。そして俺の体が最後まで持つようにしてくれ。ミランダの統一女王姿を一目見たかったが」
タクヤの戦いは凄まじい物だった、ウィル・ウィプスを1撃で粉砕した。
剣を振れば万単位の敵が撃破された。
だがそんな人の力を明らかに越えたものが、長続きする筈も無かった。
タクヤ「はあはあ。まだだ、まだ死ぬ訳には行かない。約束を守る」
タクヤもビルバインも、満身創痍だった。
それでも1機でも多く、敵を撃破して行った。
そんな時巨大な光が、タクヤの周りに生まれた。
その中からビルバイン、ダンバイン、ゼラーナ、ゴラオン、グラン・ガラン等の軍勢が現れた。
ショウ「タクヤ生きているな」
マーベル「まだ約束は果たせていないわよ」
シーラ「前方に火力を集中させよ。タクヤを援護せよ」
エレ「ウィル・ウィプスはゴラオンが引き受けます」
タクヤが夢にまで見たショウ達が、一緒に戦っているのだ。
タクヤ「はあはあ。これは夢でも最高だ! 俺もまだ負けられるか」
ミランダ「タクヤ! この軍勢は何だい?」
タクヤ「40年程前の大戦の英雄達だ。本当の聖戦士達だ」
ミランダ「過去にバイストンウェルを守ってくれた、聖戦士達が来てくれた。勝つぞ!!」
兵士「「「「「「「「「「「「おーう」」」」」」」」」」」
ショウ達聖戦士の参戦により、形勢は逆転しエの国は勢いに乗った。
そんな中でタクヤは1隻のブルー・ベガが、後方に下がろうとしているのを見つけた。
その中にワの国王のオーラが見えた。
タクヤのビルバイン
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