暁 〜小説投稿サイト〜
聖戦士ダンバインから40年後のバイストンウェル
ダンバインの世界に憧れた男
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 タクヤ「馬鹿が大人しくリの国を、守っていれば良いものを」
 ミランダ「タクヤ! 生きているね」
 タクヤ「言っただろ。約束を果たすまでは俺は死なん」
 ミランダ「馬鹿が」
 タクヤ「ミランダ。そのままリの国を奪いに行け。シュンジ王も主だった者も死んだ」
 ミランダ「分かった。あんたは帰って寝なよ」
 タクヤ「ああ。もうそう動けないからな、帰るわ。転移」
 ミランダ「みんな行くよ」

 リの国を併合したエの国は更に強大になり、3国戦争で勝ったワの国との2国だけになった。
 だが勢力差はワが7、リが3で2倍差がついていた。
 しかしこれさえ乗り切れば約束は果たせると、ベッドの中のタクヤは思った。
 神様は純粋に約束を果たそうとする、タクヤを守る為ある行動に出ていた。

 タクヤの負傷も治った直後、遂にワの軍勢が動いた。

 ミランダ「遂に決戦が来た。これに勝てば又静かに暮らせる」
 タクヤ「みんなこれが最後だ。バイストンウェルに安息を!」

 ワの国はウィル・ウィプスタイプ大型戦艦4隻を出して来た。

 タクヤ「今日で最後だ。ビルバインの最大パワーを出してくれ。そして俺の体が最後まで持つようにしてくれ。ミランダの統一女王姿を一目見たかったが」

 タクヤの戦いは凄まじい物だった、ウィル・ウィプスを1撃で粉砕した。
 剣を振れば万単位の敵が撃破された。
 だがそんな人の力を明らかに越えたものが、長続きする筈も無かった。

 タクヤ「はあはあ。まだだ、まだ死ぬ訳には行かない。約束を守る」

 タクヤもビルバインも、満身創痍だった。
 それでも1機でも多く、敵を撃破して行った。
 そんな時巨大な光が、タクヤの周りに生まれた。
 その中からビルバイン、ダンバイン、ゼラーナ、ゴラオン、グラン・ガラン等の軍勢が現れた。

 ショウ「タクヤ生きているな」
 マーベル「まだ約束は果たせていないわよ」
 シーラ「前方に火力を集中させよ。タクヤを援護せよ」
 エレ「ウィル・ウィプスはゴラオンが引き受けます」

 タクヤが夢にまで見たショウ達が、一緒に戦っているのだ。

 タクヤ「はあはあ。これは夢でも最高だ! 俺もまだ負けられるか」
 ミランダ「タクヤ! この軍勢は何だい?」
 タクヤ「40年程前の大戦の英雄達だ。本当の聖戦士達だ」
 ミランダ「過去にバイストンウェルを守ってくれた、聖戦士達が来てくれた。勝つぞ!!」
 兵士「「「「「「「「「「「「おーう」」」」」」」」」」」

 ショウ達聖戦士の参戦により、形勢は逆転しエの国は勢いに乗った。
 そんな中でタクヤは1隻のブルー・ベガが、後方に下がろうとしているのを見つけた。
 その中にワの国王のオーラが見えた。
 タクヤのビルバイン
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