ダンバインの世界に憧れた男
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逃がさん」
オーラソードライフルに持ち替えると、ゲアガリング目掛けて撃ちまくった。
ゲアガリングから発進してくるオーラバトラーも、まとめてゲアガリングは粉砕された。
残り半分の城も吹き飛ばし後は逃げ出した、地上人のオーラバトラーの始末だけだった。
高速で近づきビームソードで、次々落としていく。
だがタクヤも全身血まみれで、息も荒かった。
最後の1機を始末した時、意識が朦朧とし途切れかけていた。
タクヤ「て、転移!」
最後の力を振り絞り、エの国エー・パス城に帰って来た。
そこで意識が途絶えた。
ミランダ「救護班を急げ。死ぬなよ、タクヤ」
タクヤは4日目に意識が戻った。
タクヤ「ここは痛つう!」
ミランダ「まだ起き上がるな。全身の骨にひびが入っている。無茶しすぎだ」
タクヤ「神様とミランダとの約束だからな。まだ死ぬ訳にいかない」
ミランダ「お前は・・・フの国は壊滅した。残り3国が争って領地を奪って行ったそうだ」
タクヤ「所詮そんな関係だ」
ミランダ「同盟も解消され、今は3国で潰し合いをしている」
タクヤ「リの国は?」
ミランダ「動いて無いね。同盟の話もどうなったか」
その時家臣の一人が駆け込んできて、ミランダに耳打ちをした。
ミランダ「強獣が出た。久しぶりに暴れて来るわ」
タクヤ「嘘が下手だな、ミランダ。どうせリの国が攻めて来たのだろ」
ミランダ「あんたは寝ていな。リの国位あたし達で追い返してやるよ」
タクヤ「すまんが頼む。情けないな」
ミランダ達が出撃すると、タクヤは着替え始めた。
そして転移で国境近くに行くと、ビルバインを出しリの国の軍勢に向って行った。
タクヤ「ガロウ・ランも顔負けの卑しさだな、シュンジ」
シュンジ「お前は倒れていた筈、何故ここへ」
タクヤ「俺の体など、どうでもいい。バイストンウェルに安息をもたらす為に貴様を討つ」
シュンジ「ほざくな!」
タクヤの目の前を、リの大型戦艦ヨルムーンガンドが塞いだ。
タクヤ「目障りだぁ!」
オーラソードを抜くと、フルパワーで切り裂き撃破した。
シュンジ「ザン団長! 貴様よくも」
タクヤ「貴様らが仕掛けて来なければ、死なずに済んだ。貴様の責任だろうが」
シュンジ「うるさい!」
タクヤは痛みを堪えながら、リの強者を次々撃破して行った。
シュンジ「貴様は!!」
タクヤ「くたばれ、シュンジ!!」
シュンジの剣はビルバインの頭部を貫いたが、タクヤの剣はガドラムのコックピットを貫いた。
シュンジ「ゴード王約束を守れず、すみま・・・・」
シュンジのガドラムは爆散し散って行った。
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