第六十七話 何進、陥れられるのことその六
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て都合のいいね」
曹操は軍師二人の言葉にこう言い加えた。
「あの者達は政敵を取り除き」
「そして自らの兵も手に入れました」
「擁州の」
「董卓は間違いなく宦官達と手を組んでいるわ」
曹操はそれは間違いないと言った。
「擁州の兵はもう宦官達の私兵よ」
「それはまずいですね」
夏侯淵が述べた。
「あの者達の弱みは己の武力を持たないことでしたが」
「では鬼に金棒ではないか」
妹の今の言葉に姉が眉を顰めさせて述べた。
「大将軍という目の上のたんこぶもいなくなった。それでは」
「ええ。少なくとも洛陽ではね」
曹操も彼女のその言葉に応えて述べる。
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