第弐話
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後
この勝負もマカロフが審判をするようだ。ちなみにまだナツは気絶している。
「ハヤトvsミーナ試合開始!」
ハヤトは試合が始まると同時に魔神の力を開放し、ミーナに向かって獄炎を放つがミーナの目の前で消えた。ハヤトには意味が分からなかった。戦闘中に一瞬だが、考え事をしたハヤトは次の瞬間ミーナの姿を見失う。と同時にハヤトの負けが決まるとその場で勝負を見ている誰もが思った。ミーナはハヤトの後ろから水でできた剣でハヤト切ろうとする。が、間一髪のところでハヤトはそれをかわす。このときハヤトは不思議に思っていた。ハヤトの転生特典である完成ージ・エンドをもってしても何なのか理解することができなかった。
「今、いったい何をした?」
「うーん…。今は秘密!」
このとき、ミーナはかなり余力を残していると言わんばかりに笑顔で言ってくる。その余裕すぐにでもなくしてやるぜ!と言わんばかりにハヤトは殲滅状態を使用する。ミーナの表情から笑顔が消えてスキがまったくと言っていいほどなくなった。
「海竜の咆哮!」
このときハヤトはミーナの滅竜魔法に一瞬驚く。が、全反撃で難なく倍以上の威力にして跳ね返す。だが、ミーナは滅竜魔導士。いくら全反撃で跳ね返してもダメージを与えることはできない。あの一瞬にして背後に回った魔法の正体はおそらく空間魔法の一種。ならこちらから近づかずにミーナが近づいてきたところにカウンターが一番確実だろうけど、むこうもそれくらいわかっているだろうしどうしようか…。ま、何とかなるよ、きっと。
そうこう考えているうちにミーナが一瞬にして正面に現れる。
「海竜の鉄拳!」
このとき、まさか正面から堂々と来るとは思わず、ミーナの拳を防ぐことができずまともにくらい殲滅状態が解ける。とハヤトが降参する。
「参った。降参」
「勝者、ミーナ!」
マカロフがそう宣言した後、見ていたギャラリーたちはやっぱミーナか、と言っているのが聞こえたが一番大事なのはそこじゃない。"あのギルダーツとも互角に闘えるんだし当然だよな"という声が聞こえてきたときはいくら何でもそれはおかしいと思ってミーナの魔法について聞いてみる事にした。
「ミーナ。お前の使う魔法って一体何?」
「まあ、当然の疑問だよね。いいよ、教えてあげる。君のも教えてくれたらだけど。」
「先にそっちが教えてくれたならいいぜ」
ハヤトは完成ージ・エンドについて知られたくないから先に教えてもらおうとする。ミーナは少し考える様子を見せいいよと承諾した。
「私の使う魔法は主に2つ?3つかな…?時空間の覇者と海の滅竜魔法。あと
[8]前話 前書き [1]次 最後
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ