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空気を読まない拳士達が幻想入り
第10話 戦乱の嵐吹き荒れる!幻想郷はバイト探しも一苦労
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ったそれはそんな事は一切しなかった。

「そうかい、食料をたんまり持ってるってんだな。ならば、その食料をいただくとするか!」

 言うや否や布を放り捨てる。其処から現れたのは全く予想に反した姿だった。
 背丈は二頭身程度しかなく、薄緑色の髪をし、目元に隈を蓄えた男であった。

「お、男だとぉ! ってか、さっきまで明らかに八頭身だったのに何で布取ったら二頭身なんだよ!?」
「女の恰好をしてりゃてめぇらみたいな妖怪が集まってくる。だが、そんなてめぇらを狩ってりゃ食料が手に入る。それに、妖怪を殺しても此処じゃ罪にならねぇってんだから有難い話だぜ。後、そこらへんについてはツッコミ不要だ。下手にツッコミ入れると偉い人に怒られるかも知れないからな」

 自身を隠していた布を放り捨て、男は構える。熟練した見事な構えだった。
 その構えからこの男が相当の実力を持っている事が伺える。

「てめぇ、一体何者だ!」
「ふっ、これから死ぬ貴様らに言う必要もあるまい! だが、その前に一つ聞かせろ。お前らの中に胸に七つの傷を持つ奴はいるか?」
「胸に七つの傷だと? んなもんある訳ねぇだろうが!」
「そうか、ならば貴様らに用はない。死ねぇい!」

 男が飛翔し、妖怪達へと飛び掛かる。
 これが、後に語られる異変【亜人異変】の開幕を告げる場面であると言う事を知る者はあんまり居ない。




     ***




 昼時の人里は何かと騒がしいのが日常の事だ。往来では大勢の人々が道を行き交い、物資の交換等が行われる事によって人里は豊かになっている。
 中には物騒な事をする輩も居たりするがそんな輩にはそれなりの制裁が食らわされるのでご心配には及びませんよお客様。

「何か、わざわざ悪いね。俺の仕事探しを手伝って貰っちゃってさ」
「気にすんなよ。私もたまたま人里に用があっただけだし暇潰しには良いってとこだぜ」

 そんな人里の中を魔理沙と前回幻想入りしたバットの二人が歩いていた。
 魔理沙が人里を練り歩くのはまぁ毎度の事なのでスルー安定としておいてだ、バットについては何かと訳ありそうなのでそこらへんを掘り下げていく事にする。

「しっかし、あの後ケン達の弾幕ごっこ(と言う名のただの殴り合い)のせいで大工は全員永遠亭送りにされるは建築資材は全部粉砕されるわで結局霊夢の神社の再建はまた見送りになったみたいだなぁ」
「霊夢さん、結構落ち込んでたなぁ。あの後凄い肩を落としながらケンと一緒に階段を下りて行く姿が凄い痛々しかったのを覚えてるよ」

 前回、建王ことラオウが博麗神社再建の仕事を受けてやってきたのだが、其処へ幻想郷制覇を目論む南斗聖拳のシンの横やりを受けてしまい、そのままケンを交えた三人の弾幕ごっこが勃発。
 
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