第六千九百三十五話 やっぱり死んでいた
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第六千九百三十五話 やっぱり死んでいた
二十一世紀も寸前になってです、王子の真相はわかりました。
「残っていた心臓のDNA検査か」
「それを行うとのことです」
フランス妹はお兄さんにお話しました、
「これから」
「それでか」
「はい、王子が本当にお亡くなりになっていたのか」
監獄の中で、です。
「それを確かめます」
「十九世紀には想像も出来なかったな」
フランスもびっくりすることです。
「それじゃあ検査してか」
「はい、亡くなられた王子が本物かどうか」
「確かめるんだな」
「そうします」
こうしてでした。
王子が本物かどうか残された心臓のDNAから確かめることになりました、そのDNAの検査の結果は。
「お母上、アントワネットさんの血がありました」
「オーストリアの上司のか」
これが決まりでした、王子は本当に監獄で亡くなっていました。
第六千九百三十五話 完
2018・3・27
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