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儚き想い、されど永遠の想い
90部分:第八話 進むだけその七
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すね」
「山姥等ですね」
 それである。正確に言えば山だ。しかし日本は山が多いせいでだ。森と山は一つのものになっている面があるからだ。それで山姥だった。
「ああしたものがいるのですね」
「そうした感じがしますね」
「そうですね。何か」
「森ですか」 
 義正は歩きながらだ。そちらに考えを向けた。

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