閑話@夜叉姫あいの覚醒
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お祖父様の心配する声も遠くに聞こえる。
駄目だ。八一先生、いや、八一は私が守るんだ。
…………だから、私、早く八一に逢いに行かなくちゃ。
「…………お祖父様、私、お祖父様にお願いしたいことがあるの?」
本音を笑顔で隠し、私に甘いお祖父様に淑女らしくお願いする。
「なんだい、天衣のお願いなら何でも叶えてあげよう?」
予想通りの答えに笑顔で返しながら、いつも持ち歩いている手紙を見せる。
ヤイチ…………
「私、将棋の先生に為っていただきたい方がいるの」
「お祖父様からお願いできないかしら?」
モウ…………ハナサナイ。
それは、もう一つの『アイ』のお話。
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