第二十二話
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した全員を?
アレ!一人足りなく無いですか?」
「ミッターマイヤー中佐は?」
「ん!俺は知らんぞ?」
「今は、50隻を率いて哨戒任務に就いています。総司令官の命令で」
「なに!おれが言ったの?」
「はい、三日前に部屋で飲んでる時に確かに言いました。総参謀長」
「私も聞きましたし、高速船を旗下に付けて行って来いと」
「悪い、全然覚えていない・・・・・」
「「「「「・・・・・・・」」」」」
「閣下、宜しいですかな?」
「どうぞ、メルカッツ副総司令官」
「では、飲んだ時に命令は控えて下さい。酒の量も増えているとモラウ殿が心配していました」
「了解」
オフレッサー大将はその光景を見て声を出さずに笑っていた。
三長官ではなく、メルカッツ副総司令官には素直に従うロルフの姿が面白かったのだ。
「ミッターマイヤーが帰ってきたら、そうだな分艦隊を作りロイエンタールを分艦隊司令官にし、ワーレンを副分艦隊司令官して訓練しろ、それで戦功を上げれば全員を昇格させる。
他の司令官達も各艦隊から選抜して分艦隊を作るように、優秀な者は昇格させるぞ。
人事権も有るしなこの気に使おう」
「それは面白いですな、選抜のチャンスは誰にもあるしヨシ、皆で選抜した分艦隊を戦わせよう。
それで足りない部分を指摘して楽をするか」
「確かに楽はしたいな、早速やるか。来年の新たな年に発表したいな」
「それは良い」
「決まりだな。来年の一月一日のパーティーで発表するから頼んだよ」
「「「「「ハッ」」」」」
この話を聞いた佐官に将官は盛り上がり、自分達で誰が良いか推薦し合った。
それでも尚、各司令官達は選抜に熱が入り新年に近くなり焦っていたが!
焦っても仕方がないと諦め皆でロルフに謝罪したが、ロルフは時間を掛ければ良いさと一言。
全員を分艦隊司令官の経験を積ませて、一番いい形を作れれば最高だね。
と!一言。
執務室
「シュターデン!お前は何をやっているのだ、書類整理を言いつけたのに何故補給の事まで口を出す。
いい加減にしろ、既に5回目だぞお前は更迭だ、この要塞に不要だオーディン帰れ」
護衛の部下が問答無用にシュターデンを捕まえ、そのまま輸送艦に拘束し大佐に降格し理屈倒れは消えてしまった。
他にもリッテンハイム侯爵の一門も問題を起こし、序に要塞を去っていった。
全員が降格して、将官は全員佐官に降格された。
本来は別な使い方を考えていたが、ロルフは限界を突破し激怒したのだった・・・
軍務尚書
「どうだ、方向は見えているが出来そうか」
「はい、何とか・・・・」
「何だ言ってみろ、問題が有るのなら解決しない
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