第十二幕その一
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
第十二幕 楽しいお祭り
この日ドロシー達はまずは飛行船でオジョの家のところまで行きました、そしてオジョの家の前まで降りて彼のお家を訪問してでした。
そしてです、昨日連絡したお祭りのことをお話するのでした。するとオジョは明るい笑顔で答えました。
「うん、じゃあね」
「ええ、貴方もね」
「お祭りに参加させてもらうよ」
ドロシ―に笑顔で答えました。
「そうさせてもらうよ」
「わかったわ、それじゃあね」
「これから飛行船に乗ってだね」
「一緒に真ん中の山に行きましょう」
「そうしようね」
笑顔でお話してでした、そのうえで。
オジョも飛行船に乗りました、そしてまずは男女に別れてお風呂に入って身体を奇麗にしてです。
浴衣に着替えます、まずはジョージはといいますと。トトが皆の浴衣を見てそのうえで聞きます。
「あっ、ジョージは赤なんだ」
「うん、僕の一番好きな色だからね」
赤地の着流しです、粋な着こなしです。模様は青いお星です。
「これにしたんだ」
「そうなんだ、そして神宝は青だね」
「そうだよ」
神宝は青地で赤の胡弓の柄です。丁寧な着こなしをしています。
「僕の色って言ったら青だね」
「そうだね、カルロスは黄色で」
「僕は黄色だよね」
黄色に黒のお魚です、その袖をめくっていてやんちゃな着方です。
「もうこの色しかないって思ったんだ」
「よくわかるよ、そしてナターシャは黒で」
「似合うかしら」
黒地で黄色い向日葵が目立っています、可愛い帯の色も黄色です。おしとやかなでクールな着方です。
「浴衣は滅多に着ないけれど」
「似合ってるよ、そして恵梨香はやっぱりピンクなんだ」
「ピンクの浴衣を見てこれしかないって思ったの」
ピンクの地で白い朝顔の柄です。帯の色も白です。
「それでなの」
「ううん、何というかね」
「日本人だからかしら」
トトだけでなくドロシーも言います。
「恵梨香の着こなしがね」
「一番様になってるかな」
「そうよね」
「自然な感じで」
「聞慣れてる?」
「そうだよね」
「夏になったら絶対に何度か着るからかしら」
恵梨香がドロシーとトトに応えました。
「それでかしら」
「きっとそうだね」
トトは恵梨香ににこりと笑って答えました。
「やっぱりね」
「着慣れているから」
「着こなしもいいんだ」
「そうなのね」
「子供の頃から着てるんだよね」
「そうなの。まだ小さい立ったばかりの頃から」
それこそ幼稚園に入る前からです。
「着ているの」
「だったらね」
「もう。なのね」
「聞慣れているのが当然だよ」
トトはにこりと笑って恵梨香に言いました。
「やっぱりね」
「だといいけれど」
「そしてドロシ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ