暁 〜小説投稿サイト〜
黒い狼と白い吸血鬼
僕と彼女と日常を
黒い彼のこと
黒い狼と白い吸血鬼

[8]前話 前書き [1]後書き
「神様の所に送ってるだけだよ?」
「っ、、、だからそれを殺人っていうのよバカ!!」
言うなりナイは僕の胸ぐらをつかみあげるなり、地面に叩き落とした。
         ドスン
「あ”っっ”っっっっっ」
床に打ち付けた体の痛みと、叫ばれたせいでキンキンいってる耳のいたさに悶える。
「痛い!すんごい痛い!!」
「繰り返す必要あったのそれ?」
なんとなくくりかえした言葉に意味を聞かれてもものすごく困っちゃうと言うか。
「いや別に」
「、、、沈黙が痛い」
ナイも同じことを思ったのかなんだか気まずそうな顔をしている。
「あたしテレビ見とくから、さっさと着替えてこい!」
と叫んだ。
数分後
ドッガラガッシャン、、、
「へっ?ちょっコノエ?、、、どうしたのよ、おーーーい!!」
「ナイ、た、たっけて(;-;)’」
僕は上着をとろうと拍子にずっとコケて、大量の服に押し潰されるかたちになっていて
「コノエほんとに大丈夫なno、、、アホめ」
助けに来てくれたっぽいナイは
押し潰されてる僕を見て溜め息をつきながらだけど助けてくれました。
またまた数分後
「お待たせー今度こそ着替えたよ」
「ん〜ーーー」
僕の姿を見るなり、ナイは眉間さんにシワをよせてうなった。
「僕の顔に何かついてるの?」
「いや別にそういう訳じゃないけど、」
?じゃあどういうことなんだろう。「マフラー」
いいずらそうにナイは少し小さめの声で言った。
「そのマフラー、いい加減新しいのにかえれば?やっぱりもうボロボロになってきてるし」
「っ、、、」
きっとナイが本当に言いたいのはこの事じゃない。けど、、、
「うんん、僕このマフラー気に入ってるんだ♪」
これ以上いっても意味ないと思ったナイは「そっか。」とはなしをきると
「んじゃそろそろいきますか」
と玄関に向かった。
カチャ
少し軽めの音をたてて鍵があく。
「行ってきます。






ねぇちゃん、にぃちゃん。」
心の中でコノエは呟く、
ナイごめんね。
心配してくれてるのはすごくわかるけど、いまはまだ捨てれない。でもいつか捨てれるからいつにの日にか
         



          アイツニフクシュウシタトキ

大好きな二人を僕から奪ったあいつに、、、、、、、ね?
だって僕はその為に、神様に使えてるんだから。


「サッム!?えっこんな外寒かったっけ!?」
マフラーにかおをうずめたぼくは、そっとほくそえんだ。


[8]前話 前書き [1]後書き


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ