第21話:足りない材料はリゾートに行って!?
[1/8]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
おはようございます。アルバートです。
先週は教育と防具類の作製で目一杯働きました。流石に疲れましたが、そこは若さで乗り切って、短い休日でしっかりとリフレッシュ出来ました。
今日からまた、新しい一週間が始まります。
先週一週間で『保健衛生局』員の教育も一段落したので、今週は公衆トイレの設置作業に入ってもらおうと思います。
この作業は、特に防具もいらない土木作業と大工(建設?)作業なので、主に『施設課』の仕事になりますが、まだ作業が始まっていない『清掃課』と『管理課』にも手伝って貰って、各町や村に必要な台数を設置してもらう事にします。
おそらく全ての町や村に公衆トイレを設置するには、2〜3ヶ月程度の時間が掛かるものと想定していますので、どんどん作業を進める必要が有ります。
設置作業がある程度進んだ所で『清掃課』と『管理課』の作業を始めれば、丁度良い位でしょう。
『事務局』員は、読み書きの勉強はかなり進んで、ある程度の書類は読む事も出来るようになりました。もちろん専門的な言葉などはまだ無理がありますが、このまま実践的に覚えていけば充分読めるようになるでしょう。書く方はなかなか難しそうですが、このまま勉強を続ければ近いうちにすらすら書けるようになると思います。字の上手い下手は別ですが。
算術の方は出来る人と出来ない人がはっきりと分かれてきました。小学校の頃を思い出すと解ると思いますが、足し算と引き算は割と簡単に覚えられるのに、掛け算や割り算になると出来ない人が増えてきます。特に割り算に抵抗がある人が多いようですね。
分数の計算になると、かなりこんがらがってしまうようで、どうやって教えたらいいのか解らなくなります。
この際、算術は出来る人に任せて、苦手な人はそれ以外の書類作成をやって貰いながら、算術は仕事の合間にゆっくりと覚えていってもらう方が良いように思えます。
幸い、書類仕事が本格的に始まるのはまだ先の事でしょう。ゾフィーさんが書類作成の方にも適正があり、先週中に仕事のやり方を少し教える事が出来ましたので、僕の方からゾフィーさんに指示を出して、後は『事務局』の中で進めてもらうようにしようと思います。もちろん解らない事はどんどん聞いてくるように言っておきましたよ。
週初めの全体朝礼で、先週苦労して作った長靴などの防具類をお披露目しました。僕のサイズで作ったので大人から見るとえらく小さく感じるでしょうが、これは見本という事で納得してもらいました。特に『清掃課』と『管理課』はこの防具類を使う事になりますから、使い方や注意点などをしっかりと話して、後でみんなの分も作る事を伝えておきました。
さて、それぞれの仕事の指示も済みましたから、僕はゴムの樹液を取りに行ってきます。
ついでと言っては何ですが
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ