第一章
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「そう、ビールはもうね」
絶対にとだ、麻里子はロックにしているのでよく冷えている澄みわたる梅酒を飲みながらビールの缶を空けた父に答えた。
「それこそね」
「絶対に無理か」
「日本酒もね」
「日本酒はまだ甘いだろ」
「辛いのもあるじゃない」
それでというのだ。
「だから飲めないの」
「それでそういうのばかり飲んでるんだな」
「駄目じゃないでしょ」
「酒は酒だ、まあビールも飲み過ぎるとな」
父はテーブルでいつも自分が座っている席に座ってコップにビールを注ぎ込みつつ娘に話した。
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