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儚き想い、されど永遠の想い
74部分:第七話 二人きりでその四
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えた。
「そうしたものはです」
「出るのですね」
「それを見ますと」
 婆やもだ。その字を慎重に見ながらだ。真理に話すのだった。
「この手紙を差し出した人は確かな人です」
「怪しい方ではありませんね」
「はい、間違いありません」
 また真理に話す。

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