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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica11今日からあなたが私の愛機〜Asteion〜
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平に“ティオ”を乗せ、ヴィヴィオさんは頭上に掲げた右手の平に“クリス”を乗せ・・・

「セイクリッド・ハート!」

「アスティオン!」

「「セーットアーップ!」」

ともに変身しました。お互いに身構え、「レディー・・・ゴー!」というはやてさんの合図と同時に私はヴィヴィオさんへと向かって地を蹴った。

†††Sideアインハルト⇒イリス†††

ヴィヴィオが仮面持ちの連中に狙われていることを改めて認識できた学院祭より1ヵ月が過ぎた。あれから仮面持ちに関わっているかもしれない事件を最優先に回してもらうよう、第零特務機動隊――特殊機動戦闘騎隊を抱える脅威対策室にわたしは進言。それはつまりプライソンの負の遺産である巨大兵器が使われている戦争に干渉するということだ。

「(実際に兵器攻略に当たったのは4件中3件。3件中2件はハズレ。残り1件は今のわたし達の任務だ)・・・ミヤビ(ナイト6)! 10時の方角、距離1000から戦車6台接近中! 迎撃をお願い!」

『了解です!』

――土鬼降臨――

モニターの1つに移るミヤビが応じて、半透明だった2本の角の色を茶色に変色させた。ミヤビは単独で指示した方面へ向かう。彼女のことを最後まで見ていてあげたいけど、「ああもう、しつこい!」敵がウザ過ぎてそんな余裕は無い。

『こちら本部(シャーリーン)! 各騎に緊急連絡! 南方、距離6000に列車砲を確認! 砲門は地上本部の建設予定地、司令部に向けられています!』

「了解! ルシル(ナイト2)! 上空から迎撃をお願い!」

『ナイト2了解。これより砲撃の迎撃に移る。各騎、支援頻度が下がることを留意せよ』

上空で戦場すべての戦闘に支援射攻撃を行ってたルシル。まぁ他の特騎隊メンバーの戦力からいってあんまり必要の無いものだけど。ともかく、わたしが今いる場所に砲門が向けられてる。たとえ砲撃を撃ち込まれても逃げればいいだけなんだけど、今回の任務にはこのエリアを護る、というのもあるし、逃げるわけにはいかない。

ルミナ(ナイト3)セレス(ナイト4)、どっちか列車砲の攻略に行ってくれない?」

『あー無理。相手は魔力を持たない、質量兵器だけの武装兵。間違って殺さないように注意しながら戦車などの兵器を相手にしないといけないこの窮屈感・・・』

『同じく。管理局もこの数年で嫌われたものだよ』

クラリスがそう言って溜息を吐いた。まぁそれだけじゃないと思うよ。わたし達が今いる世界は、管理世界に加わるかどうかって言う瀬戸際に立つヴィエルヴァキア。管理世界入りを果たせば第69っていう世界番号を得る。けどま、管理世界入りを反対する人たちもまた出てくるわけで。それが現在進行形でわたし達が戦ってる敵の正体だ。魔力資質を持た
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