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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica11今日からあなたが私の愛機〜Asteion〜
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のいくデバイスの出来なのだ」
アインスさんがコソコソと囁き声でそう言いました。はやてさんがAIシステムの仕上げと調整を、リインさんがユニットベースを、アギトさんが外装(ということは、何か装飾が施されているのでしょうか?)を担当なさったようです。
「苦労なんてしてへんよ〜。ノリノリで造らせてもろたわ〜♪」
「ですね! お任せの部分も多かったですから、それはもうあーだこーだと試行錯誤♪」
「でもすげー楽しかった! だからアインハルトに気に入ってもらえると嬉しいぜ♪」
「それじゃあアインハルト。あなたのデバイスや、受け取って」
はやてさんがテーブルの上に1つの箱を置きました。私は「失礼します」と断りを入れてから箱の蓋を開けた。ヴィヴィオさん達と一緒に箱の中を覗き込むと、「猫?」と首を傾げました。箱の中には1匹の猫が蹲って眠っていました。
「え? あー・・・豹なんだけど・・・。クラウス殿下が豹を飼ってるっていうのは、あたしらがグラオベン・オルデンとしてベルカに居た頃に聞いてたから・・・」
アギトさんがそう言ったのを耳にした直後、「あ・・・!」クラウスの記憶が突如として蘇りました。シュトゥラは、豹を・・・雪原豹を兵士としても扱っていました。クラウスとオリヴィエ殿下は兵力としても、1つの命としても大切にしていました。
(そういえば・・・オリヴィエ殿下には特に気に入っていたつがいが・・・。気の早い殿下は、子が生まれる前より名前をいつも考えてくれていた・・・)
クラウスと殿下にとっても最後となるその年に、死産だった子がいた。その子に付けようとしていた名前がなんだったのかを思い出していると、「ダメか・・・?」とアギトさんが不安そうに私に尋ねました。
「え?・・・あ、いえ! そんな事はありません! ただ、私のような者がこんな可愛らしい子を持っていては変なのでは?と・・・」
ヴィヴィオさんのデバイスである“クリス”さんを見る。とても可愛らしいウサギの外装をしたデバイスだ。ふわふわと宙を舞い、言葉を交わせないでも手振り身振りで意思疎通が出来る。ヴィヴィオさんのような可愛らしい少女が持っていればおかしな事ではないですが、私にはあまりに似合わないような・・・。
「そうかい? 私から見ても君は魅力的な女の子だと思うけど?」
アインスさんがそう言ってくださると、ヴィヴィオさん達も「はい! とっても綺麗です!」とか「クールで格好いいです!」とか「強いです!」とか言ってくれた。あまりそういうのは言われ慣れていないので、「あ、ありがとうございます?」と最後に疑問符を付けてしまった。
「ふふ。では改めて。アインハルト」
「「「どうぞ♪」」」
「はい。では・・・」
雪原豹をモチーフとした小さな
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