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儚き想い、されど永遠の想い
62部分:第六話 幕開けその六
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た。
 二人に顔を向けてだ。こう言うのだった。
「あの、何か」
「いえ、何かとは」
「今からですけれど」
 その彼女にだ。こう言う二人だった。
「演奏会がです」
「はじまりますが」
「そうでしたね」
 言われてだ。そのことを思い出したように言う真理だった。
 そのうえでだ。真理はこんなことも言った。
「それではですね」
「はい、それではです」
「今から行きましょう」
「わかりました」
 静かに頷く真理だった。そうしてだ。
 まだロビーの中を見回りながらだ。彼女はコンサート会場に入ったのだった。

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