一話〜ヤンデレホルダー八一〜
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(懇願)
41 名前:名無しの将棋好き氏
もはや黒ひげ危機一髪並みに狙われてるから大丈夫やぞ。
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「じゃあ八一、あのクッキー缶はなに?」
「……?雷がお見舞いに持ってきた物だけど?」
最近、叱り付けてからちゃんと礼儀正しくなったんですよ。と笑顔で答える八一に、銀子は苛立つ。
やはり、何も分かっていない。
「……じゃあ、これは?」
「供御飯と月夜見坂からのお見舞い。なんか近いからってよく持ってきてくれるんだ」
明らかに手の込んだアップルパイやケーキを見て銀子は更に苛立つ。
月夜見坂 燎(つきよみざか りょう)に供御飯 万智(くぐい まち)、私の(ここ重要)八一に幼いころからチョッカイをかける泥棒猫ども。
あいつ等が私の居ない間に八一と楽しく喋っている事を想像するだけで怒りに震える。
ずっと昔から八一は私の…私の…私の八一なのに……
いけない、いけない。こんな事を考える暇があるなら、大事な八一との時間を大切にしないと……
「今日の夕飯、私が作るから。八一は詰め将棋でも解いてて」
そう言うと、銀子はキッチンへその足を向けた。
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