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ルヴァフォース・エトランゼ 魔術の国の異邦人
晩餐会 1
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かまわないか?」
「一方的に奪うのも、惜しみなく与えるのも、わたしの本意ではないわ。 たがいに利を受け与える遠慮なき間柄こそ理想よ。『ダール・イ・レゼベール』てやつね。わたしはあらゆる人とそういう関係を築きたいの」
「ようし、ならば俺の知っていることを教えよう」
「わたしの知っていることを教えるわ」

 こうして、秋芳とペルルノワールことレニリア王女は期せずしてよしみを結ぶことになったのである。
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