ほっほっほ、私のレベルは『 』です
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召喚
イシュタルと名乗る人物から説明されたこの世界の実態
自分たちは勇者という存在であり、神であるエヒトからのお導きを受けたこと
それに続く坂上龍太郎の決意に触発された生徒たちの奮起
イシュタル含む奴らの思惑に嵌められるクラスメイト達
実に許しがたい身勝手な奴らの企てである。
そんな凄惨な現状を誰よりも深く理解していた帝王冷凍の内心は当然荒れに荒れていた。
(ほっほっほ。どうやらそのエヒト神とやらはどうしても私の怒りを買いたいようですねぇ。良いでしょう、世にも残酷な殺伐ショーを貴方にお届けいたしますよ。)
エヒト神は神知れず自身の生命のカウントダウンのボタンを押していた。
▲▼▲▼
後日メルド団長と呼ばれる人物から各自ステータスプレートというアーティファクトが配布される。自身の現時点でのステータスを確認することができる代物だ。
自身のステータスに騒ぎ立てるクラスメイト達。
冷凍も同じように自身のステータスを確認する。そこには……
ステータス
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帝王冷凍 17歳 男 レベル:530000
天職:帝王
筋力:ERROR
体力:ERROR
耐性:ERROR
敏捷:ERROR
魔力:ERROR
魔耐:ERROR
技能:言語理解・舞空術・高速移動・気功波・気感知・レベル調整・カリスマ・限界突破
スーパーノヴァ・デスボール・デスビーム・光線眼・爆発波・超能力・バニシングブラスター・クレイジーフィンガービーム・サイコビーム・大地裂斬・サイコキネシスボム・バリア―・デスソーサー・エネルギーバスター
進化適性
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正に帝王と呼ぶに相応しいこの世界の常識を軽く凌駕した内容が記載されていた。
周囲を見れば坂上龍太郎が勇者としてもてはやされている。そのことに然程驚きはしない。あのイシュタルの老害は最初から坂上龍太郎以外には興味を示していなかったことには冷凍は気付いていたからだ。
続けて周囲を見渡せば南雲ハジメが低ステータスであることを馬鹿にする檜山大介達がいた。
冷凍は何時ものように悠々と歩を進め、ハジメの元へと向かっていった。
▲▼
「ほっほっほ!実にくだらない戯言を述べていますね、
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