137章 信也と心菜が、ベンジー(浅井健一)を語る
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んなふうに騒いものだよね。不思議なくらいに。
ミュージシャンの暇つぶしの余技くらいに思っているのかな。
でもそんなもんじゃないよね。ピカソ級の大天才だと思うよ。おれはマジで。あっははは。
ベンジーは、少年の心を持ったまま、オトナになっているっていう感じで、
おれの生き方の理想でもあるし、それこそ、ロックンロールの本道でもあるし。
あのゴッホとかでも、生前は絵がさっぱり売れなかった言うじゃない。
天才のモーツァルトも、貧困の中で生涯を終えたり。世間は芸術がわからないんだよね」
「そうよね。みんな生活することに精一杯なのよ。心のことなんか、その次の次あたりで」
「だよね。お金や地位や権力とかって、やっぱり魅力なんっだろうかね。あっははは」
「人間の幸せって、目に見えない心のありかたとかに、実はあるのにね」
「そのとおりだよ。心菜ちゃん。あっははは」
信也が笑って、心菜も明るく笑った。
実写版『クラッシュビート』の主題歌は、8ビートとパワーコードがさく裂の、
下記の『子どもの心のままならば』で、映画は今年の2018年秋に公開が予定だ。
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子どもの心のままならば 作詞&作曲 川口信也
子どものころの 青い空 光る風 草や木の野原
子どものころは 自由気ままに 無心に 遊んだ
毎日は いつも 感動的 奇跡的 楽しい日々だった
オトナになっても そんな 子どもの 心のままならば
オトナになっても きっと幸せに 生きてゆけるのさ
子どものころは 大自然とか 美しいものとか 好きだった
子どものころは ほのぼのと 明るい未来も 夢見ていたよ
子どものころは 楽しい日々は どこまでも続く 気がしていた
オトナになっても そんな 子どもの 心のままならば
オトナになっても きっと幸せに 生きてゆけるのさ
子どものころは なんでも 楽観的に やってゆける 気がしてた
子どものころは 自然や宇宙に 不思議や奇跡を 感じていた
子どものころは 愛でも 信じていられた 世界を信じていたから
オトナになっても そんな 子どもの 心のままならば
オトナになっても きっと幸せに 生きてゆけるのさ
≪つづく≫ --- 137章 ---
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