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提督はBarにいる。
艦娘とスイーツと提督と・24
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ほぼ素面だ。

「私を酔わせて、エッチな事でもするつもりだったんですか?提督さん」

「バカ言え。俺は来る者拒まずだが、自分から迫った事は殆どねぇぞ?」

「でも、ゼロじゃないんですよね?」

「おいおい、そりゃ揚げ足取りって奴だぜ」

「知ってますよ、冗談です」

 由良はクスクス笑いながら、また1つこんにゃくゼリーを頬張る。

「それに、こういうメニューは由良だからこそだしてるんだぞ?」

「私だから?」

「そうだ。ウチの飲兵衛の中でもばか騒ぎが好きな連中にこんなの出してみろ。エラい騒ぎになる」

「あ〜……目に浮かんじゃいますねぇ」

「その点、由良は静かに堪能してくれるからな。俺としても安心して出せる」

「そっかぁ。私の為の特別メニュー、か……」

「ま、そういうこった」

 と、隣でこんにゃくゼリーを堪能していた由良が頭を肩に預けてくる。

「どうした?」

「食べ過ぎちゃったみたいです……少し、酔っ払いました」

「そっか、ゆっくり休め」

「……襲ってもいいですよ?」

「襲って欲しい、の間違いじゃねぇのか?」

 俺がそう尋ねると、由良はニコリと微笑み、

「大丈夫ですよ。私、提督さんのお嫁さんですから」

 と言ってのけた。……その後どうなったかって?察してくれ。




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