第15話 妖怪の友達
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ていた。
「クラメくん!」
スバルはヤマワラワから子供を受け取りヤマワラワを見た。
だがヤマワラワの姿はなく風で木々が揺れただけだった。
ーーーミッド防衛軍ーーー
ムサシはベルカの戦乱で怪獣の記述を調べていた。
「あれ?ムサシどうしたの?」
ムサシに話し掛けたのはティアナだった。
「ティアナ、怪獣について調べてたんですよ」
するとムサシは何か気になる記述を見つけた。
それはミッドの森林から8q離れた荒れ地にある石像の伝承だった。
その昔ベルカの戦乱時代オリヴィエが生きていた頃ベルカの戦乱に出現した伝説悪鬼マハゲノムが出現して人々を苦しめていた。
だが慈愛の勇者とヤマワラワの力により石像に封印されたと書かれていた。
「こうして見るとベルカの時代から怪獣やウルトラマンって居たのね」
そうティアナはムサシに言った。
「はい、ですがこれだけ戦って記録があまり無いのは不思議じゃありませんか?」
ムサシはそうティアナに言った。
「そうだけど」
ティアナはそう言って文献を見ながら言った。
ーーーミッドの荒れ地ーーー
若い青年達がバイクから降りてビールを飲みながら近くの石像を見つけた。
「何だこれ?」
青年の1人は持っていたデバイスでその石像を破壊した。
ズウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!
何か地響きが起き始めた。
すると地面が割けてそこから伝説悪鬼マハゲノムが出現した。
「か、か、か、か、か、怪獣!!!!!!」
青年達はバイクに急いで乗り逃げ出した。
だが青年達が呼び出したのはマハゲノムだけではなかった。
山の割れ目からどくろ怪獣レッドキングが出現した。
2体は出会った瞬間バトルを始めた。
マハゲノムはレッドキングに殴り掛かった。
レッドキングは片腕を広げてラリアットをした。
2体は暴れまわった。
ーーーミッドの森林ーーー
子供達と遊ぶクロとヴィヴィオとアインハルトはヤマワラワを探していた。
「あっ!ヴィヴィオお姉ちゃん!居たよ!」
1人の子供がそうヴィヴィオに教えた。
「あっ!ヤマワラワ」
ヴィヴィオはヤマワラワに駆け寄った。
「バァフ!」
ヤマワラワは嬉しそうにヴィヴィオに近づいた。
子供達もヤマワラワに抱き付き遊んでいた。
絆を深めていくヴィヴィオ達。
「ん?」
クロは何か気配を感じた。
「どうしたの?」
子供の1人がクロに聞いた。
「何かが近づいてる!」
クロはそう子供達に言った。
「何が?」
ヴィヴィオはそう言って森の向こうを見た。
そこにはレッドキングとマハゲノムが暴れながら森を破壊していた。
「まずいよ!」
子供達は怯えていた。
「早く皆避難を!」
アインハルトはそう子供達に言った。
「ねぇ、ヤマ
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