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ヘタリア学園
第六千九百十四話  スケートは

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第六千九百十四話  スケートは
 ロシアはモナコに言いました。
「遊べることは遊べるよ」
「スキー等はだな」
「うん、スキー場と思ってくれればね」
 ロシアのリゾート地の多くはというのです。
「いいよね」
「そうだな、しかしだ」
 モナコはロシアに難しいお顔で言いました。
「貴殿の人口密集地帯は平地だ」
「ロシアの大平原だね」
「そうした場所のリゾート地はな」
 どうしてもというのです。
「スキーが出来ないが」
「そうした場所ではスケートだね」
 あっさりと答えたロシアでした。
「幾らでも滑っていいよ」
「明快な返事だな」
「うん、じゃあね」
「スケートを好きなだけ滑って欲しいか」
 こうなります、ロシアの大平原にあるリゾート地ではスケートを滑り放題となるみたいです。この辺りもロシア的でしょうか。


第六千九百十四話   完


                  2018・3・16
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