第九十九話 そうだ幼年学校へ行こう 後編
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その話に、明るい顔になる在校生達である、その後に給食の質が良くなり殿下の功績と、オフレッサー大将が校長を絞めたと言われて、両者共に称えられるようになるのである。
その頃、部屋に帰った、ラインハルトは女に手加減されて引き分けに成ったことと、キルヒアイスだけがアンネローゼの贔屓にされることで、キルヒアイスに当たり散らしていた。
「キルヒアイス、何でお前だけが、姉上に贔屓にされるんだ!」
「ラインハルト様、たまたまだと思います」
「姉上のハンカチを貰ってさぞ嬉しかろう!」
「ラインハルト様、その様な事は」
「じゃあ、俺にくれ」
「それは、幾らラインハルト様でもそれだけは譲れません」
「ふん」
ラインハルトはふて寝を始める。
アンネローゼ様、ラインハルト様が拗ねてしまわれました、私はどうしたら良いのでしょうか?
キルヒアイスの心の呟きが虚しく聞こえるのであった。
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