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天使のような子に恋をした
天使のような子を助けた
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いの! ことりちゃんが無事で何より!」

 翔真も南さんが無事で、心から安堵の顔を見せていた。
 最初は人気スクールアイドルと親しくなっていいのかと思ったけど、特に問題はなさそうかな。翔真の好意だってファンとしてのものだろうし。追っかけにはならなそうだ。

「それじゃあ俺達はこの辺で失礼するよ。またナンパされないように気を付けなよ」

 無事南さんを助けたことだし、後は帰るだけの俺達。そのことを南さんに告げたんだけど、次の瞬間、とんでもない発言をする。

「あっ……う、うん。そのことなんだけど……」

「どうかした?」

「良かったら──一緒に帰ってもらえませんか?」

 俺と翔真、同じタイミングでお互いの顔を合わせる。そして、これまた同じタイミングで、

「……へっ?」

 素っ頓狂な声をあげた。

 ──どうやら関わってしまった以上、簡単に帰ることは出来なさそうだ。

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