天使のような子を助けた
[6/6]
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
いの! ことりちゃんが無事で何より!」
翔真も南さんが無事で、心から安堵の顔を見せていた。
最初は人気スクールアイドルと親しくなっていいのかと思ったけど、特に問題はなさそうかな。翔真の好意だってファンとしてのものだろうし。追っかけにはならなそうだ。
「それじゃあ俺達はこの辺で失礼するよ。またナンパされないように気を付けなよ」
無事南さんを助けたことだし、後は帰るだけの俺達。そのことを南さんに告げたんだけど、次の瞬間、とんでもない発言をする。
「あっ……う、うん。そのことなんだけど……」
「どうかした?」
「良かったら──一緒に帰ってもらえませんか?」
俺と翔真、同じタイミングでお互いの顔を合わせる。そして、これまた同じタイミングで、
「……へっ?」
素っ頓狂な声をあげた。
──どうやら関わってしまった以上、簡単に帰ることは出来なさそうだ。
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ