第四章「反撃…できるか…?」
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を仕方なく…本当に真実にどう仕様もなく放置し、トットとダディの研究所へと向かったのでありましたとさ。
ま、どうせ擬き達は全員して追ってくるだろうし、そん中に博士の擬きも混じってるだろうしね。
「ウッホォ!オリジナルを逃すな!」
「アイアイサッ♪」
逃げるはいいけど、後方より擬き軍団接近!あんなワラワラと群がって追ってこんでもよかろうに!
「いつ見ても気色悪っ!」
みほ殿がそう言ったとき、軍団の中から数匹の擬きが急接近し、珍しく攻撃をかました!
「バッハ最高パ〜ンチ!」
「やっぱり絵画はダヴィンチだキィ〜ック!」
「シュークリームはフランスだビィ〜ム!」
「ビームは出ねぇよっ!」
走る全員からツッコミが入った!しかし、やつらにはどうでもいいようで、勢いよく攻撃が入ってきた。やっぱりビームは出ないけど。
いつもはメニョんとしてる擬き達だが、今回は違った。これがまたミラクルヒットするしっ!
「グフォッ!」
「ゲフォッ!」
「ムヒョ!」
何か違うのが一つ混じってるけど、それはきっと聞き間違いだからスルーするとして…。
珍しく派手にやられた僕達は、それでもやつらを振り切って全力で駆けた。
暫く走ると、いきなりメラが僕を背中へと背負って言った。
「君は俺が背負ってく!」
「まだまだ走れるゾ!」
僕がそう言って降りようとしたら、メラがこう言ったのでした。
「君は足が短すぎるっての!」
グサッ!ザクッ!ゲロッ!僕は果しなく傷付いた…。確かに三頭身。どう見ても三頭身。なんたって三頭身…!現実ってほんと、厳しいもんですねぇ…。
ま、そうして擬き軍団から逃げ延びた僕達は、やっとこさダディの研究所のある元の町まで帰ってきたのでした。
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