これが漢の戦車道 A
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
騰してしまう。
残りのクルセイダーの乗員たちは、いきなりホラー号が消えてしまい、パニック状態。
「砲手。目標は前方11時、1時、2時方向の戦車3両。
装てん、全速で3発ほうり込め!」
バケモノ車長が叫ぶまでもなかった。
砲手はすでに11時方向のクルセイダーのバックを狙って射っており、もう次にぶち込む女にイチモツを向けていた。
装てん手は最速で1発4秒の記録を持つ。
見ている側からすれば、ホラー号の砲塔が90度すーっと回ったと思ったら、クルセイダーが3両白旗を揚げていたとしか見えなかったにちがいない。
「おいおい、なんだよそりゃ」
鹿次は生まれて初めて「男の戦車戦」を身をもって体験し、なかば呆然としていた。
男は横Gにも縦Gにも踏ん張りが利くので、女ではできない機動が可能なのだ。
そうでなければ女のレーサーがもっと(以下略)
「あとはスタ公だけか……。よし、操縦手。
180度旋回、時速28キロきっかりで逃げろ」
またまたバケモノ戦争親父が変な指示を飛ばす。
重戦車相手にケツ向けて逃げろなんて、オカマ掘ってくださいと言うのと同じだ。
普通ならば……。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ