第九十八話 そうだ幼年学校へ行こう 前編
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畳じゃ」
「御意」
紅茶を飲みながら待っていると、講堂に全生徒を集めたと連絡があったので早速、見に行くことに成る。
「数が多いの、何人じゃ」
「はっ各学年100名でありますので500人であります」
「本日恐れ多くも皇女殿下の御臨席を賜わることを末代までの栄誉と致せ」
「殿下、宜しくお願い致します」
そう言われて、壇上で話をするのですよ。
「在校生の皆よ、よく学びよく遊べ、頑張るのじゃ」
まあ、この辺でOKですよね。
「「「「「「「帝国万歳、皇女殿下万歳」」」」」」」」」
まあ五月蠅いですが、仕方がありません、そう教育されているのですから。
ラインハルトは恐らく苦虫を噛みつぶした状態でしょうね。
「殿下、それでは、1年の授業をご案内致します」
「御苦労」
1年の授業ですが、未だ初々しいですね10歳から11歳ですからね、あと9年ぐらいしないと任官しないですけど、491年かな原作じゃ新銀河帝国ですがそうは問屋が卸しませんよ。
しかし100人を3クラスに分けているので全クラスで15クラスですから、見ていくのが大変ですけど、行く先々で声をかけていきます。【みんな頑張ってね】とリップサービスは重要ですからね。
「殿下、2年の授業をご案内致します」
「御苦労」
さていよいよ、殺人事件の学年ですがこの事件を起こさせないように先に手を打ちます。
その為に今日の服装はグリーンのドレスに真っ赤なアクセントがあるんですから。
まあこの時間では仕掛けませんけどね。
「殿下、3年の授業をご案内致します」
「御苦労」
可もなく不可もない授業風景です、段々飽きてきましたが、そんな事を言ってられませんよ。
此処でも、お話しして好感度アップですよ。
「殿下、4年の格闘術をご案内致します」
「御苦労」
いよいよ来ました、ラインハルトとキルヒアイスの学年です、そう言えば、イザークもいるんだな。
格闘訓練が始まりました、やはり学年でも強い奴が前で見せるので、ラインハルトとキルヒアイスが目の前ですね。ラインハルトはチラッと此方を見て面白くなさそうにしてますね。未だにリンディ茶を怨んでいるのか、ケツの穴が小さい男だな、今日は成るべく放っておこうと思ったけどやーめた。
「オフレッサー、お前から見てこの者達の格闘術はどんなモノじゃ?」
「はっ、未だ未だ荒いですが、かなりの使い手ですな、今がこの状態ならば成人した頃には素晴らしいモノに成ると存じます」
「うむ、誰が素晴らしいそうじゃ?」
「はっ、あの金髪と赤毛の生徒が人並み外れております」
「うむ、校長、あの者達の名は?」
知っているのに一応聞くのが礼儀ですからね。
「御意、ラインハルト・フォン・シェーンヴァルトとジークフリード・フォン・キル
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