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儚き想い、されど永遠の想い
468部分:第三十七話 桜を前にしてその二
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お願いします」
「はい、それでは」
「私達もまた」
 二人もだ。義正の決意を知りだ。
 言葉を明るくさせてだ。こう応えたのである。
「旦那様と奥様の為に」
「最後の最後まで」
「有り難うございます。ではシェフに伝えて下さい」
 二人の心を聞きそのうえでだ。義正は。

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