16 人生は、とっさの判断と重要な選択の繰り返しである。
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初
よかった。
自分の不甲斐なさと、神楽ちゃんへの申し訳なさで心が一杯になる。
_「ですが、事件から24時間以内にここに連れてこられた、というのは、神楽にとって、とてもラッキーなことですよ。」
_「どういうことですか?」
先生はふっと笑って言葉を続けた。
_「つまり、神楽が助かる見込みが高い、ということです。傷は浅くなっていますし、周辺の毒も取り除かれています。応急処置がきちんとできていた証拠です。」
ホッと息をおろす。
_「よかった、では…」
_「ええ。きっと大丈夫ですから、今日はゆっくりお休みなさい。」
はい、ありがとうございます。と言って私は寮に戻った。
[8]前話 [9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ