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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第27話
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体、何がどうなってるの!?」

「―――サラへの伝言は俺が預かっておこうじゃねえか。遊撃士協会としても色々と話を聞いてみたいからな?」

フィーのルトガーへの問いかけに続くようにアガットは大剣をルトガー達がいる方向に向けて問いかけた。



「ハハ、こっちはギルドと事を構えるつもりはねぇんだが。ま、今後は色々と動くつもりなんで挨拶だけはしておくぜ。」

自身のリィン達に対して伝えたい事を伝え終えたルトガーはその場から飛び降り

「団長……!?」

「と、飛び降りた……!?」

「いや、この音は―――」

ルトガーの行動にリィン達が驚いたその時何かの機械音がし、ルトガーが飛び降りた先から紫色の騎神らしき機体が現れた!

「な……!?」

「新手……!?」

謎の機体の登場にリィン達が驚いていると謎の機体はアイオーンに激しい攻撃を叩き込み始めた!

「あははははっ……!」

「迅い……!」

謎の機体の強さにシャーリィが無邪気に喜んでいる中デュバリィが驚いていると謎の機体はアイオーンの両足と両腕を斬り落とした!

「クルト、ランドルフ教官、レン教官!」

「はい!」

「おおっ!」

「ええ!」

その様子を見てある事が起こる事を察したリィンがクルト達に呼びかけるとヴァリマール達はユウナ達の前に出てアイオーンの破壊によって起こる爆発に備えた。そして謎の機体はアイオーンに止めを刺してアイオーンから大爆発を起こさせ

「きゃああっ……!」

「クラウ=ソラス……!」

襲い掛かる爆発の余波にユウナは思わず悲鳴を上げ、アルティナはクラウ=ソラスを自分達の前に出して障壁を展開させて爆発の余波を防いだ。



「ぁ……」

「馬鹿な……あれではまるで……」

「紫色の……騎神!?」

「あはは!さすがは”闘神”のライバル”今度はちゃんと相手をしてよね!」

「クク、いいだろう。フィー、灰色の小僧もまたな。」

「ほななー!」

「せいぜい精進するがいい。」

そして謎の機体を操るルトガーを始めとした西風の旅団はその場から去り

「コラ、待ちやがれ!」

それを見たランディは声を上げた。

「まったく……敵同士で何を悠長な。」

「フフ………相手にとって不足なしだ。」

「ええ、次の邂逅が楽しみね。」

デュバリィ達もルトガー達に続くように転移の魔導具を起動した。



「それでは失礼しますわ第U分校、それに遊撃士協会。」

「『幻焔計画』の奪還もようやく始まったばかりだ。」

「”我々”と”彼ら”の戦い……指を咥えて眺めていることね。」

そしてデュバリィ達が転移の光に包まれたその時、転移の光は突
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