暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica10今日からあなたがわたしのパートナー〜Sacred Heart〜
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て挨拶をしてくれたので、わたしも「こんにちは!」って返した。そしてみんなでソファに座って、なのはママが淹れてくれたお茶を頂く。
「うん、美味しい・・・。ヴィヴィオ。昨晩は大丈夫だった? 怖い夢とか見てない?」
「あ、はい、大丈夫です。思ったより引き摺ってないみたいです」
わたしやフォルセティは以前、ミッドを席巻したプライソン一派に拉致されたことがあった。そもそもプライソンの手によって生み出されたから、取り返されたとも言えるかも。とにかく今でもその記憶は残っていて、痛い思いも苦しい思いも悲しい思いも・・・たくさんあって怖くなることもある。それに比べたら、昨夜の事は恐くはあってもトラウマになるほどじゃなかった。
「そう。それは不幸中の幸いだね・・・」
「はい。・・・ところで、あの・・・今日はどういった・・・?」
「あ、うん。実はね、なのはちゃんとフェイトちゃんからお願いされて・・・」
すずかさんが側に置いてあったバッグの中から小包を取り出して、「今日はコレをヴィヴィオに届けに来たの」ってテーブルに置いた。わたしの両隣に座るなのはママとフェイトママが、「ヴィヴィオ、開けてみて」って促した。
「うん・・・」
リボンを解いてから包装紙をそっと剥がす。そして両手で箱の蓋を外すと、「うさぎ・・・?」のぬいぐるみが中に納められてた。頭の中に?マークがぐるぐる回ってる。
「あはは。うさぎが外装なの。中身はなのはちゃんのレイジングハートのようなクリスタルだよ」
「え?・・ええ!? じゃ、じゃあ・・・この子ってまさか・・・! デバイス!?」
すずかさんの言葉が浸透して、わたしのテンションがぐんぐん上がってく。
「本当は、基礎が全て終わっての進級祝いに贈るつもりだったんだけど、昨日のような事がもしまた起きてしまった場合、少しでもヴィヴィオ自身の力で切り抜けられるようにって」
「なのはと相談して決めたんだ。ヴィヴィオの扱う魔法や資質などをリサーチしたデータを入れた最新式・・・なんだよね?」
「フフ。うん、そうだよ、フェイトちゃん。ヴィヴィオ。いろいろとデータは詰め込んであるけど、その子はまっさらな状態なの。名前もまだ付けてないから、付けてあげて♪」
「すずかさん・・・! ありがと〜♪ あ、あの! わたしのデータが入ってるって事は、あの機能ももしかして・・・!」
思わずすずかさんに抱きついちゃった。すずかさんは優しく「もちろんっ! 大切にしてくれると嬉しいな♪」って言いながらわたしの頭を撫でてくれた。すると箱に納められてたうさぎがフワリと浮かび上がって、まるで挨拶するかのように右手(動物の場合は右前脚だっけ)を上げた。
「わわっ!? 飛んだ!? というか動いた!」
「すずか
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