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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica10今日からあなたがわたしのパートナー〜Sacred Heart〜
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のためのパートナーの居ない幻惑の融合騎なのだからな! はっはっは!」

「はぁ・・・。とにかく、これ以上は勝手な行動を慎んでもらいたい」

「承服しよう! しかし私の活躍の場も用意してもらいたいものだな! 退屈で退屈で仕方がないのだ!」

「その時まで待っていなさい」

そう言ってプラダマンテはエルフテの部屋より退室した。

†††Sideヴィヴィオ†††

学院祭の翌日。本来なら学院祭の後片付けに追われる日・・・になるはずだった。フォルセティ達はいつもどおりに登校して、今まさに片付けをしてる最中だと思う中、わたしだけは今日はお休みです。それも昨夜、わたしが誰かに操られてた男の人たちに襲われちゃったから。

(恐怖で何も出来なかった。たぶん、普段どおりに動けたなら絶対に捕まってなかったのに・・・)

フェイトママは、それが当たり前なんだよ、って言ってくれた。経験が無い事に遭遇したら混乱するのが当たり前なんだって。なら一度経験したなら、もう二度と同じ失敗を犯さないようにしないと・・・。だからわたしは庭で日課のトレーニングをした後、シャワーを終えて自室のベッドで仰向けに横になってるんだけど・・・。

(フォルセティ達が頑張って片付けしてる中で、ってなるとちょっと罪悪感がある・・・)

とまぁ学院祭で一般のお客さんが敷地内に入ってきてたとはいえ、セキュリティが高い学院内で高町ヴィヴィオ誘拐未遂事件が起きちゃった事で、教員やシスター達どころか聖王教会自体が大慌て。未遂とはいえ誘拐事件が起きちゃって、しかもわたしが聖王家の血筋というわけですごい事になっちゃった。学院内で登下校の中でも護衛を付けようなんて話になっちゃってるみたい。

(わたしの事を心配してくれるっていうご厚意なんだけど、ちょっと息が詰まっちゃいそう・・・)

一応フォルセティとアインハルトさんが護衛として、出来る限り側に居てくれるって話になってる。そしてルシルさんとシャルさんの所属する特騎隊は、男の人たちを操った真犯人らしい人が属してる組織を、こっちから打って出て壊滅させるって言ってた。そうすれば、もっと早く自由に外を出歩き回れることが出来るだろうって。

「ヴィヴィオ、ちょっと来て〜」

新着メールが無いかな〜って携帯端末の画面を見てると、なのはママがわたしを呼んだから「はーい!」って答えて部屋を出る。階段の踊り場まで来ると、「忙しい中、ありがとう♪」ってフェイトママが誰かにそう言ってるのが聞こえた。階段を下りてリビングに入って、お客さんが誰なのかを知った。

「すずかさん! それにセッテも!」

リビングのソファに座っていたのは、ママ達の親友のすずかさんと、すずかさんが任されてる第零技術部の一員のセッテだ。2人はわたしに「こんにちは」っ
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