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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica10今日からあなたがわたしのパートナー〜Sacred Heart〜
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の22時から本日13時まで外出許可を提出。これを総長が受理しました」

「ありがとう。邪魔をした」

プラダマンテは男性より目的のエルフテというモノの居場所を聞き、通路を早足で進んだ。そうしてたどり着いたのは、両側に開くタイプのスライドドア。表面には格納庫を意味するHANGARと刻まれている。彼女が一歩踏み出すとドアは開き、長い通路が現れた。両面の壁にはいくつものスライドドアがあり、その中の1つ、11を意味する]Tと記されたドアの前に彼女は移動。

「エルフテ!」

ドアがスライドして完全にドアが開く前にはプラダマンテが怒気を含んだ声でそう叫んだ。が、ドアの奥に広がる光景に彼女は一瞬息を止めはしたが、「こんな悪戯! 火に油を注ぐつもりか!?」とさらに怒声を上げた。室内に広がっていたのは無数の死体の山で、そのどれもがココに勤める者に酷似しているからだ。

「そう怒らないでくれ、ちょっとした茶目っ気だ」

死体の山より少年のような老人のような特徴的な声が聞こえてきた。そして突如として死体の山が消失し、代わりに60cmほどの小さな紳士が現れた。人間の子供のようだが、大きな猫耳や長い尻尾が生えていた。服装はシルクハット、燕尾服、ジャケット、シャツ、スラックス。色は白で統一されている。右手にはステッキを携えている。そう、二足歩行の猫だ。猫が紳士服を着て、偉そうに佇んでいるのだ。

「なぜ、勝手に聖王陛下を拉致しようとした? 貴様の身勝手な行動のおかげで聖王陛下の護衛を増やす結果となった。そもそも拉致などという強硬手段を採るなど・・・! プライソンの暴走からこっち、計画は修正を重ね続けてばかり・・・!」

「はっはっは! そう怒っていてはしわが増えるぞ?」

「その口を私のスキルで永遠に失くそうか、幻惑の融合騎エルフテ?」

「おぉ怖い怖い。・・・我ら新生イリュリア融合騎が母の手によりこの世に生み出され早5年。私だけが、ずっとこの殺風景極まりない施設に閉じ込められてきた」

エルフテは寂しそうに室内を右に左にと歩き回る。プラダマンテはそんな彼を目だけで追いつつ、彼の独白を聴いている。

「強化の融合騎・改のツヴェルフ。盾の融合騎・改のドライツェーン。治癒の融合騎・改のフィアツェーン。風の融合騎・改のフュンフツェーン。炎の融合騎・改のゼヒツェーン。氷の融合騎・改のズィプツェー。雷の融合騎・改のアハツェーンテ。我が弟妹はプライソン戦役時に実戦投入され、今なお外界で活躍していると言うのに。手柄を立てたいと焦るのも仕方なくないか?」

「だからと言って・・・いきなり陛下を拉致しようという考えに至るのが不思議で仕方がない」

「いずれ陛下を招くのだろう? 早ければ早いほど良いと思うが? 暴れるのであれば私が洗脳すれば良い。そ
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