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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica10今日からあなたがわたしのパートナー〜Sacred Heart〜
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らをトイレの外へと連れ出しつつ、ルシルさんが全体通信を繋げ、ヴィヴィオさんの身に起きた事を伝えました。
『ヴィヴィオ! ヴィヴィオに怪我とかは!?』
「フェイトママ、落ち着いて。わたしは大丈夫だから。アインハルトさんやフォルセティ、ルシルさんが助けてくれたから」
『そ、そう・・・。それなら良いんだけど・・・。ごめんね、ヴィヴィオ。ルシル達もありがとう』
『アインハルトちゃん、フォルセティ、それにルシル君も、ヴィヴィオを助けてくれてありがとう!』
ヴィヴィオさんのお母様方からの感謝に私は、「い、いえ! 当然の事をしたまでですので!」と慌てて返した。本当に偶然のことでしたし、実際に助けたのはフォルセティさんとルシリオンさんでしたし。
「それでシャル。君はシスター・プラダマンテに連絡を。彼女は学院の警備主任なのだろう? 今後のヴィヴィオの警護などについて話し合いをしておいた方が良いと思うんだが・・・?」
『了解。そっち方面はわたしが全面的に担当するから。ヴィヴィオ、安心してね』
「え、あ、その・・・はい・・・」
『それでルシル君。被疑者はどないしたん?』
「これから連行する。が、実行犯として立件するのも難しいかもしれない。操作されていたようで、操作される前後、その最中の記憶はないだろう」
『そうか。操作した犯人にはたどり着けへんね〜』
「いや。目星は付いている。連中は口を揃えて、聖王を確保せよ、と言っていた。つまり・・・」
『『『『仮面持ち・・・!』』』』
緊張感がすさまじいです。それからルシリオンさん達はあれよこれよと話を進め、それを眺めていた私たちは、聖歌斉唱に間に合わずにそのまま学院祭を終えてしまった。
・―・―・―・―・―・
ザンクト・オルフェン魔法学院の学院祭が終了した後、聖王教会の最精鋭部隊である銀薔薇騎士隊ズィルバーン・ローゼの隊長にして、学院の警備主任であるプラダマンテ・トラバントは、どことも知れぬ通路を早歩きで進んでいた。
「ちょっとそこのあなた」
「あ、これは騎士プラダマンテ。あの、どうかなさいました?」
プラダマンテに声を掛けられた白衣姿の科学者然とした男性が僅かに怯えたように応じた。それほどまでにプラダマンテのかもし出す雰囲気がまずいものだと察することが出来たからだ。いったい何を言われるのかと怯えている。
「エルフテは今、どこに居るか知らないか?」
「え?・・・あぁ、11号ですね。ご案内します」
「どこに居るか教えてくれるだけで結構よ」
「あ、そうですか。では。11号から17号は現在、格納庫にて待機中です」
「そう。・・・あぁ、それともう1つ。エルフテはここ最近、外出をしたか?」
「はい。昨夜
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