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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第百七話 自由惑星同盟は総力戦迎撃態勢に移行します。
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彼らの名前を冠した艦隊を割り当てたのだった。
* * * * *
ハイネセン郊外にある彼らの住居に久方ぶりに4人がそろった。その目的は皮肉なことにファーレンハイト、シュタインメッツの別離の送迎会である。
「ファーレンハイト、シュタインメッツ・・・・。」
カロリーネ皇女殿下が切なげに二人を見つめる。
「お案じなさいますな、小官らがむざむざやられるとお思いですか?」
ファーレンハイトがほんの少し精悍さを伴った微笑を二人に振り向けた。
「帝国軍との戦いだけじゃないのよ。中からも外からも・・・・気を付けなくちゃならない相手は沢山いるでしょう?」
既に侍女、従僕たちもシャロンの魔手に侵されているらしく、シャロン賛美を唱えてやまないので、名前を言う事は憚られた。
「承知しております。ですが、いついかなる時であろうとも、我々の忠誠はお二人にあり、我々の心はお二人と共にある、そのことをどうかお忘れなく。」
部屋に沈黙が満ちた。その沈黙は誰もが破ることを恐れているかのごとく、重々しいものだった。ふと、アルフレートは気が付いた。カロリーネ皇女殿下の背中が、腕が、手が、震えている・・・・。
「でも・・・・・!!」
かすれた声がカロリーネ皇女殿下の背中から聞こえた。
「でも・・・!!あなたたちは独り、たった独りなのよ・・・・!!」
ファーレンハイト、シュタインメッツを前にして、カロリーネ皇女殿下が切なげに、苦しげに声を震わせている。
「周りはすべて彼女の息のかかった人間・・・!!そんな中でたった独り大艦隊を指揮するなんて、私には考えただけで耐えられない!!独りでなんて・・・!!ザンデルスも、セルベルも、そばにいないのに・・・・!!」
「殿下!!!」
アルフレートが叫んだが、もう手遅れだった。
「ザンデルス?」
「セルベル?」
ファーレンハイト、シュタインメッツは訝しげにカロリーネ皇女殿下を見つめる。カロリーネ皇女殿下の眼が大きく見開かれ、ついで後ろに立っているアルフレートを向いた。と息と共に前髪がかぶさって彼女の眼を隠した。
「・・・・あなたたちの側に、居るべき人・・・・・よ。」
「殿下!!!」
アルフレートが叫んだが、カロリーネ皇女殿下の耳に届いていないことを彼自身よくわかっていた。
もう、限界なのだ。本来帝国の陣営にいるべき提督を自分たちのせいで自由惑星同盟に連れて行き、そして今、その自分たちからも引き離され、シャロンの手駒にされようとしている。
「ファーレンハイト、シュタインメッツ。」
カロリーネ皇女殿下が両ひざを地面に落とし、崩れ落ちた。
「・・・・ごめんなさい・・・・!!」
かすかな嗚咽と共に引き裂かれるような声が彼らの耳を打った。
(どうしてだ・・・・!!)
アルフレートは一瞬以前のカロリーネ皇女殿
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