暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第26話 無敵の領域を持つ男!四天王サニー登場!
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「イッセー先輩、サニーさんは何をしたんですか?」
「攻撃を跳ね返したのさ。サニー兄は自分の髪の毛の先から伸縮自在の触角を出しているんだ。その大きさは0.1ミクロン、肉眼じゃまず見えない大きさだ」
「触角ですか?でもそんなに細いと直に切れちゃうんじゃないですか?」
「サニー兄の操る触角一本の張力は約250s……俺がぶら下がっても切れないほどだ」
「凄い……」
「しかもそれが全部で20万本はある、すべてつかえばあの巨大なリーガルマンモスすら持ち上げることができるんだ」
さっきサニーさんがリーガルマンモスの子供を片手で持ち上げてたように見えましたが実際は20万本の見えない触角で支えていたんですね。
「グロロロロ……」
「ん?そか、まだいたのか」
別のロックドラムがサニーさんを警戒するように見ていました。そして自分の甲殻を剥がしてそれをサニーさんに投げつけました。
「『髪ネット』……」
ロックドラムが投げた甲殻はサニーさんの目前で止まってしまいました。目では見えませんがおそらく触角で防いでいるんだと思います。
「ほら、返してやるよ……『フライ返し』!!」
空中で止まっていた甲殻がロックドラム目掛けて跳ね返っていきました。ロックドラムは自分の甲殻を顔面に受けて倒れてしまいました。
「あれぞサニー兄のカウンター技『フライ返し』!あらゆる物理攻撃はすべて同じ威力で返されるんだ」
「でも最初サニーさんが吹き飛ばしたロックドラムはかなり遠くに飛んでいきましたよ?それって凄いパワーだったってことですよね?」
「ああ、個体としては同じなんだけどなんでだろうな?」
(ウチが間違ってバトフレ嗅がせちゃったから興奮して力が出てたんだし……)
倒れていたロックドラムは起き上がるとサニーさんに向かっていきました。
「あーあ、警戒して接近戦を避けたのは正解だったのに結局サニー兄のダイニングキッチンに入っちまったな」
「ダイニングキッチンってもしかしてサニーさんの触角が伸ばせる範囲の事なんですか?」
「その通りだ、その距離はサニー兄が言っていた25メートル。その中に入ってしまえば以下にロックドラムといえど脱出は不可能だ」
先輩の言う通りロックドラムはサニーさんから25メートルの距離に入った瞬間硬直してしまいました。
「決まったな、『髪ロック』……あとはゆっくりと調理されるだけだ」
ロックドラムはサニーさんに調理されて地面に倒れてしまいました。
「ダイニングキッチン……通称『サニーゾーン』とも言われる。その中では誰もサニー兄には勝てない」
あれが美食屋サニーという人の力なんですね……
「ん、終わったよ
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