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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第26話 無敵の領域を持つ男!四天王サニー登場!
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てくれるような魅力的な女性になれるんでしょうか?


「サニー兄は四天王一の偏食だから効果はともかく味は保証できないぜ」
「うっせーよ、イッセー。大体お前はどうなんだよ?」
「フルコースか?まだデザートしか決まってないぞ」
「はぁ?あんだけ食材とっておいて優柔不断かよ……てかやっぱお前、『アレ』をメインディッシュに狙ってんの?」
「当然だろう、俺のメインディッシュは『アレ』しかないからな」


 二人が言っているアレとは何でしょうか?先輩に聞いてみようと思いましたが突然先輩に手を握られました。せ、先輩……大胆です……


「小猫ちゃん、見ろよ!あそこに『ココマヨの樹』があるぜ。早速行かなくちゃな!」
「わわっ、待ってくださいよ」


 先輩に連れられて私はココマヨの樹まで来ました。


「見てろよ、ここを押すと……おっ、出てきた♪」


 ココマヨの樹に吊らされていた実のようなものを先輩が押すと中からマヨネーズが出てきました。私はそれを黒草にかけて食べてみます……ココアの苦みとマヨネーズの酸味がいい具合に混ざってますね、黒草とも相性抜群です。


「美味しいです、ココアマヨネーズって野菜以外の食材とも会いそうですね」
「あ、小猫ちゃん。口にマヨネーズが付いてるぞ」
「えっ、本当ですか?」
「俺が取るよ」


 イッセー先輩はそう言って私の前に屈むとそっと顔を近づけて……って近い……っん!?


 チュッ


 先輩は私の唇にキスをしてマヨネーズを舐め取りました。皆とは距離があるから見られてはいないでしょうが先輩がこんな行動をとったことに驚きました。


「せ、先輩!?」
「ん、いつも小猫ちゃんにされてたし偶には俺から攻めてみたくなってな。嫌だったか?」
「もう、嫌な訳がないじゃないですか。すっごく嬉しいです?」


 こういう事されちゃうと胸がキュンッてしちゃうじゃないですか……?帰ったらもっと一杯キスしてもらう事にしましょう。


「おいイッセー、いきなり走り出すのは止めろよ」
「お兄ちゃん、体力なさすぎだし……」
「うっせ!俺はスマートで繊細なんだよ!」
「おーい、テリー!!お前もこっちにこいよ!」
「お、無視か?」


 サニーさんがイッセー先輩に文句を言いましたが先輩は遠くにいるテリーに声をかけました。でもテリーは先輩が呼び掛けてもこちらには来ませんでした。


「やっぱりサニー兄の触角を警戒してるんだな、サニー兄も触角引っ込めたらどうだ?ずっと出してるのも疲れるだろう」
「なんで俺の方が気ィ遣わなきゃなんねーの?意地でも引っ込めねーし」
(……ああ言ってるが実際は美食會を警戒してやってるんだろうな。相変わらず不器用と言うか素直じ
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