第十九話
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ルは!その状況で一番の方策を立て実践している。銀河英雄伝説で恐らくは全ての分野でナンバー1だと思っていたのだ。
それで、急遽付いて行かせたのだが。それでも辛辣な言葉も今は少なく無くなっているから、7割程は仲間を立てる事を今のロイエンタールはだ。
それなら今から、自分が25歳で予備役になった時に宇宙艦隊の中枢にいる事を祈り、信じこの捕虜交換で何かを得る事を信じて送り出した。
ヨハン中将はロイエンタールのさり気ない気遣いに驚きを感じていた。
「では「「乾杯」」」
「美味いですな、これが410年物ですか、我が国では手に入れても高額で私等が飲める物ではない」
「それは良かった、今回の出会いに410年物を三本を送ります。出来れば今後は話し合いで・・・」
「話し合いに乾杯」
「乾杯」
それから、1時間程二人で飲み
「一月以内にヴァンフリート4=2の撤退を開始します、二月以内に撤退は完遂します。
それで宜しいかな」
「問題は無い、しかし、艦隊を派遣します。ビュッコック中将といって古参の二等兵からの叩ぎあげです。信頼も出来るし融通が聞かない点は申し訳ないのだが」
「構いませんよ、仲間が戻って来るなら泥水でも飲んででも」
真剣な顔でシトレの顔をみつめる
「それ程の覚悟ですか?」
「帝国貴族としてのメンツが掛かっています。我が家の存亡も掛かっていますしね」
「・・・・・分かっています。我が軍の情報がありますよ、ですので問題無く進める事が出来るビュッコック中将を選んだのですから」
「そうですか、ご配慮有難うございます。」
それからは、有意義な時間を過ごし捕虜を迎え入れ帰還した。
要塞プラネート(惑星)
「何でだ!俺が?」
「しかし、直接に機密暗号化された連絡が来ましたので」
「でもだ、それは宇宙艦隊の司令長官がやる事だろう普通は?」
「総司令官は副司令長官でも在りますので」
何を話してるかと言えば!捕虜の迎える言葉を俺に言えと三長官から連絡が有ったのだ。
正直にアレは恥ずかしいのでやりたくない、堂々と何故あのような言葉を俺がかよ・・・・
「諦めて下さい、原稿は作りますので」
「勇戦むなしく敵中に囚われた忠実なる兵士たちよ。私は卿らに約束する。捕虜となったことを罪としてそれを責めるごとき愚劣な慣習はこれを全面的に廃止するものである。帰国した諸君全員に一時金と休暇を与える。しかるのちに希望者は自らの意志をもって軍に復帰せよ。全員一階級を昇格させる」
「素晴らしいですな、それを少し変更すれば完成ですな。」
「素晴らしい出来ですな、何時の間に考えたのですか?」
「俺には無理だな、参謀長
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