第六千九百四話 ロシアは解除された
[8]前話 [2]次話
第六千九百四話 ロシアは解除された
モナコは自分のところで遊び続けているロシアに尋ねました。
「そういえば貴方はオリンピックに参加していなかったが」
「公にはね」
このお話は少し残念そうに返すロシアでした。
「そうだったね、けれどね」
「解除されたが」
「うん、パラリンピックからね」
まさに今はじまっています。
「また公式に参加してるよ」
「そうだな」
「何か今回のオリンピックは君達にとっては衝撃的だったね」
「全くだ、しかし貴方は参加しなかった」
「幸か不幸かね、とにかくね」
さらにお話するロシアでした。
「僕はまた参加するから」
「東京からだな」
「そうなるよ、けれど何かね」
ここで微妙なお顔になってこんなことを言うロシアでした。
「オリンピック委員会の決定って不透明だよね」
「それはあるな」
モナコも否定しませんでした、どうもオリンピック委員会という組織はそんなところがあるみたいです。
第六千九百四話 完
2018・3・11
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ