第26話
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位のディル=リフィーナの鉱石で作られた太刀が通らないのは妙です。」
「ああもう……!流石に相手が悪いでしょ!あんなデカブツに二機じゃ無理があるわよ!」
「そうか……!」
アルティナが淡々と分析している中ユウナは信じられない表情で声を上げ、何かに気づいたクルトは声を上げた後ある場所に向かって走り始め
「クルト君……!?」
クルトの行動に驚いたユウナはアルティナと共にクルトを追って行くと、アイオーンにふっ飛ばされたドラッケンに近づいたクルトはドラッケンの操縦席を開放した。
「……ク、クソが……」
「大丈夫か……!?」
「……ああ……だがクラクラしやがる……インパクトは外したから機体のダメージは軽いはずだ……不本意だが任せた……ブチかましてこいや……!」
「ええっ!?」
「もしかして――――」
クルトに向けたアッシュの激励の言葉を聞いてある事を察したユウナとアルティナが驚いたその時
「ああ―――任せてくれ!」
クルトは決意の表情で頷いた。
「おかしい……幾ら何でも硬すぎる……!クロスベル独立騒ぎの時には超常的な力を振るったが……レン教官、何かわかりませんか!?」
「そうね……機体から感じる膨大な霊力からして、”零の至宝”程ではない何らかの”力”があの機体に働いているわ。多分、ヴァリマールも気づいているのじゃないかしら?」
「うむ、どうやら機体そのものに不可解な力の働きがあるようだ。何とかして流れを断てれば――――」
「――――助太刀します!」
リィン達がアイオーンの攻略法について相談しているとアッシュと操縦を変わったクルトがドラッケンを操作してヴァリマールやパテル=マテルと並んだ。
「その声―――クルトか!?クルト、下がれ!機甲兵の敵う相手じゃない!」
「百も承知です!ですが見過ごすことはできない!幼き頃に育ったこの地を災厄から守る為にも……僕自身が前に踏み出すためにもヴァンダールの双剣、役立ててください!」
「君は………」
クルトの意志を知ったリィンが呆けたその時リィンの懐が光を放ち始めた。
「これは……」
「戦術リンクと同じ……!?」
「ラウラお姉さん達も光っていて、アガットだけ光っていない。もしかしてこの光は――――」
それぞれが所有しているARCUSUが光を放ち始めている事に気づいたリィンとクルトが驚いている中二人同様光を放っている自身のARCUSUやユウナ達に視線を向けたレンはある仮説をたてた。
「こ、この感覚って……!?」
「ARCUSUを介して……?」
「内戦でトールズ士官学院を奪還した後に起こった旧校舎での出来事の時にもあった……」
「……いや、その時よりも強い
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