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儚き想い、されど永遠の想い
453部分:第三十五話 椿と水仙その四
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ていく。
「輪廻転生において」
「いえ、輪廻ではなく」
「そうではないというのですか」
「はい、魂は不滅でそれは幾つにも分かれるものです」
 義正が辿り着いた一つの考えだ。それを今この場で話したのである。
「人の。それぞれの愛してくれた人の中に」
「生きるというのですか」
「椿が一輪落ちても無数の椿が咲きます」
「あらたにですね」
「私はそう考えます」
 真理にも話していた。老人に対してだけではなく。

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