巻ノ百二十七 戦のはじまりその十三
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「そうじゃ、ただ堅固なだけではない」
茶々はこのことばかり頭にあるがというのだ。
「兵糧も多くあってな」
「守りも確かなので少しの備えの兵だけ置いて」
「思いきり攻められる」
「それが大坂城の利点じゃ」
「その利点を活かし」
「攻めるぞ、よいな」
「その時は」
大助も頷いた。
「そうしましょうぞ」
「ではな」
幸村は大助にこう言って十勇士達を真田丸の外に出した、そうして戦を仕掛けるのだった。全ては勝つ為に。
巻ノ百二十七 完
2017・10・17
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