第十幕その二
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「僕が説明すればね」
「僕達も通してくれるね」
「先生の家族ってことね」
「本来は入られないけれど」
「先生と一緒ならね」
「だから安心してね」
そうしてというのです。
「今から行こうね」
「そうしようね」
「これからね」
「神殿の中にも入って」
「そうして参拝させてもらおうね」
「ところで先生」
老馬が神殿に参拝をしに入る人や出る人達を見て先生にこんなことを言いました。
「法被着てる人多くない?」
「あっ、そういえばね」
「そうね」
チープサイドの家族も気付きました、見れば実際に黒い前に天理教とか何処かの大教会と書かれた法被を着ている人が沢山います。
「八条学園の中の天理教の教会の人も着てるね」
「あの黒い法被は」
「前から思っていたけれど」
チーチーは首を傾げさせて言いました。
「あの法被は天理教の法被だよね」
「何であの法被なのかな」
ガブガブも首を傾げさせています。
「前から不思議に思っていたけれど」
「日本の宗教だからかしら」
ポリネシアはこう考えました。
「法被なのかしら」
「色が黒なのも独特だね」
「そうだよね」
オシツオサレツもお話をします。
「汚れが目立ちそうにもないし」
「洗濯もしやすそう」
「天理高等学校で書かれてる法被着てる女の子がいるわね」
ダブダブはそうした娘に気付きました。
「何か小柄で可愛い娘ね」
「あっ、他にも大教会や所属が書いてあるよ」
ジップは法被の白い文字をよく見て気付きました。
「そうしたこともわかるんだね」
「何か法被ってあれだね」
最後にホワイティが言いました。
「天理教を象徴するものの一つだね」
「うん、あの法被は天理教の象徴みたいなもので」
実際にこう答えた先生でした。
「どの大教会か勤めている場所かもわかるんだ」
「それで着ていると暖かいよね」
「寒い時とか着ると」
「しかも動きやすいし」
「すぐに洗濯も出来るし」
「だからいいんだ、この天理市にいると」
まさにというのです。
「法被着ている人を見ないではいられないね」
「そうみたいだね」
「神殿にも沢山いるし」
「他の場所も行き来していて」
「法被あってこそね」
「そうだね、じゃあね」
こうお話してそしてでした、先生はまた皆にお話しました。
「これから中に入ろうか」
「うん、神殿の中にね」
「そうしましょう」
「これからね」
「是非ね」
皆も先生の言葉に頷いて神殿の中に入ります、まずは靴を脱ぐ場所で靴を脱いでそうしてからでした。
皆で神殿本部に入るとです、真ん中に台がある畳の神殿に入りました。するとその台を囲んで沢山の人が手を合わせていました。
その台を見てです、皆は言いました。
「あの台何か
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