嘲笑する悪魔
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て。
ブライト「何だ、これは! 一体どうなっている」
リズ「アムロ大尉がシャアに圧勝しているとこです。何か?」
ブライト「それは見れば分かる。何故そうなっているかと聞いている!」
リズ「はい。アムロ大尉が『ニュータイプ・デストロイヤー』を発動させたからです」
ブライト「何だ、その物騒な名前は」
リズ「同じ事を。敵のニュータイプを抹殺するシステムです」
ブライト「抹殺・・・・」
リズ「はい」
ブライト「何故そんな物を積んだ?」
リズ「勝つ為です。何か?」
ブライト「・・・・・・・・」
ブライトも初めてリズに恐怖を抱き、アムロが悪魔と言った意味を理解した。
ブライトは副長席に座るリズを見た。
悪魔が勝ち誇った笑みを浮かべそこにいた。
リズ「それより大佐急がなくて良いのですか」
ブライト「何をだ?」
リズ「先程、爆破準備が整ったと言われていましたが」
ブライト「・・・・急速上昇だ、急げ! 時間が無い」
戦闘ブリッジの時が動き出し、ラー・カイラムは急上昇を始めた。
アムロ対シャアの戦いは既に決着がついていたが、νガンダムが止めようとしなかった。
サザビーは既に大破しており、シャアは脱出しようとしているがシステムが動かない。
νガンダムが『サイコミュ・ジャック』を使用し、システムを乗っ取っていた。
アムロは既に正気に返っていた。
だから、必死にシステムを止めようとするのだが、操作が出来ないでいた。
アムロ「リズ中尉。システムを止めてくれ。このままではシャアが死んでしまう」
リズ「殺せば止まりますよ」
アムロ「リズ。今はふざけている場合じゃないんだ。頼む、止めてくれ」
リズ「ふざける? ふざけていませんよ。シャアを殺しなさい!」
リズの表情が変わった、いつもの嘲笑は無く怒りの顔に。
リズ「何故私がシャアを助けなければならない。こいつは沢山の人を殺した死ねばいい」
アムロ「リズ?」
リズ「私の家族は、仲間は、みんなラサにいた。お前等の無能でこいつが5thルナを落としみんな死んだ。フォンブラウンに出かけていた私だけが生き残った。責任を取って殺せ、それも出来ないのか無能共」
周囲が凍り付いた、5thルナの被害者がいるのは、分かっていたいやつもりだった。
それがこんな近くにいた、驚きと戸惑いでみんな動けなかった。
ブライト「リズ・・・・すまない。私が」
リズ「私に言ってどうなる。死んだ者は生き返りはしない。さあ殺せνガンダム。そいつがみんなを殺した奴だ。生かす価値も何も無い潰せ」
νガンダムの発光現象が更に高まったその時、赤い発光が柔らかい暖かな緑色に変わった。
そしてνガンダムの
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